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うつ病の人との接し方で大事なことは論争しない・強引に説得しない

うつ病の人との接し方で大事なことは論争しない・強引に説得しないことです。

うつ病の人に上司が対応したケースの会話です。自殺するという当事者に上司が言います。

上司:「そんなことしてはいけない。生きなければ、家族に迷惑がかかるだろう」
うつ病の人:「生きる意味がないのです」
上司:「意味はあるさ。誰だって日常のわずかなことから幸せを感じ、生きる意味を感じているのさ」
うつ病の人:「自分には、それができません」
上司:「それはまだ君が若いからだ。そのうちに必ずわかるようになるよ」
うつ病の人:「それまで、耐えられません」
上司:「耐えられるよ。一緒にがんばっていこう。これまでにもいいことがいっぱいあったじやないか」
うつ病の人:「自分の人生には、いいことは一つもありませんでした。課長とは違うのです」
上司:「…………」

このように、周囲の人は自分の不安もあり、ストレートに「生きるように」と説得してしまいがちです。
「わかりました。やってみます。生きる勇気が出てきました」という答えを聞きたいのです。

うつ病に効く薬もちゃんと試してみましょう。
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うつ病に対する社会の理解と薬のお話

最近はうつ病に対する理解が進み、会社に診断書を提出して休職を願い出れば、問題なく休職できるケースが増えています。

会社に迷惑をかけるからと、退職など早まった決断をしないことも大切です。もっと努力しなければ、と考えてしまう人は、きちんと休養する努力をしてみるとよいでしょう。

精神科の治療で使われる薬はなんだか怖そうだ、というイメージを持っている人が多いようです。

うつ病の治療でもっともよく使われるのは抗うつ薬ですが、この薬には依存性がないので、いわゆる薬物中毒(薬物依存症)になることはありません。

また、性格が変わることもないので安心してください。抗うつ薬には気分を引き上げたり、気力を出させる作用があるので、薬の種類によっては怒りっぽくなったよ
うに感じられることがまれにあります。

しかし、これは性格が変わったわけではありませんし、服用をやめれば元に戻ります。

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